株式投資〜乖離率(かいりりつ)について紹介しています。
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乖離率(かいりりつ)とは、
(注1)転換社債(CB)の価格が理論通りに動くと考えれば、転換社債の時価と(注2)理論価格(パリティ)は、常に一致しているはずです。ですが、値動きにタイムラグがあったり、転換社債と株式には利回りの差があるなど、時価が理論価格を上回ったり下回ったりします。
この転換社債の時価と理論価格(パリティ)との差を『乖離(かいり)』と言い、転換社債の時価が理論価格(パリティ)より何%高いか低いかを示した指標を『乖離率(かいりりつ)』といいます。
つまり乖離率(かいりりつ)は、転換社債を、株式に転換した方が得かどうかを見るのに使う指標です。その他にも、この乖離率が一定の所に到達するとトレンドが転換する場合があるので、売買の時期を読める事があります。
乖離率 (%) = (転換社債の時価 − 理論価格【パリティ】) ÷ 理論価格【パリティ】
× 100で計算されます。
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『乖離率(かいりりつ)』の計算例
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| 株価が1,300円の時に転換価格が1,000円ですと、理論価格は130円となります。 |
理論価格【パリティ】=株価(時価)÷ 転換価格 × 100
=1300÷1000×100=130円 |
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この時、転換社債の時価が130円であれば、乖離率は0%となります。
しかし時価が143円であれば乖離率は10%となり、理論価格より10%高い水準で取引されていることになります。
この乖離率が大きいほど、株価に対する割高度が大きいことを示します。 |
| 乖離率 =(143−130)÷130×100=10% |
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一般的に、転換社債の時価は株価と密接に連動していますから乖離率が小さい(マイナスの場合も含む)ほど、妥当な価格で売買されているといえます。
この乖離率は、日足の場合は25日線、週足の場合は26週線を用いて算出するのが一般的です。
また、転換社債の時価が理論価格【パリティ】よりも高い状態を『順カイリ』、逆に低い状態を『逆カイリ』といいます。
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(注1)
転換社債(CB)とは、予め定められた価格で一定の期間内に株式に転換できる権利の付いた社債の事です。
一定の条件により将来株式に転換することのできるので、転換社債は社債と株式の中間的形態であると言えますね。この転換社債は、平成14年4月1日以降、商法の改正で新たに発行される転換社債(CB)のことを「転換社債型新株予約権付社債」と呼んでいます。
この転換社債の主な特徴は、
1.配当利回りが株式に比べ相対的に高利回りです。
2.社債としての性格があるので、株式よりも相対的にリスクが低いです。
3.株価の上昇で値上益を享受できるなど、投資家にとって株式より有利な投資対象となることがあります。
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(注2)
『パリティ』とは、株価からみて転換社債がこれだけの「価値」をもっているという理論上の値段です。
「パリティ」は株価÷転換価格×100で計算します。
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